男性向け革靴(ビジネスシューズ)の種類

どのデザインのビジネスシューズを買えばいいか悩むことはありませんか?
当店にいらっしゃるお客様からも、
「結婚式に出るんだけど……」
「初めての革靴なんですが……」

と、どれを選べばいいか多くの相談を受けます。

シーンによってはNGなデザインや素材もあり、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
この記事では革靴の基本とおすすめデザインをご紹介します。


1.内羽根と外羽根とは?



メンズシューズを選ぶ際によく聞く言葉として、「内羽根」「外羽根」があります。
この内羽根と外羽根は、どのようなシーンに履くかによってとても重要な要素です。

(1)内羽根とは

内羽根は靴紐を通す部分が外側に出ていないデザイン。
脱いでも外側に羽根が広がらず、フォーマルでまとまった印象。

(2)外羽根とは

外羽根は靴紐を通す部分が外側に出ているデザイン。
内羽根に比べてカジュアルな印象。
羽根の部分が大きく開くため着脱がスムーズで、靴紐によるフィット感の調整がしやすい。

上の画像で言うと左が外羽根、右が内羽根です。

3.おすすめの一足

(1)まず一足ならこれ!内羽根+ストレートチップ!

リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD KN21 AB ブラック メンズ ビジネスシューズ ストレートチップ 紳士靴 4E

ビジネス、冠婚葬祭も一足でOKの内羽根+ストレートチップ。
初めての一足を、という方にはとりあえずどんな場面でも使えるこのデザインがおすすめです!

すっきりとした印象の内羽根はフォーマルな場に最適です。
ストレートチップとはつま先の革の切り替えラインが一文字のデザインです。
切り替え部分がつま先にあるため、シワがつきにくく清潔感のある見た目になります。
デザイン自体もスマートな印象。


ダブルモンク

ストレートチップのものの中には「ブローグ」という上記のような穴飾りがあるものがあります。
フルブローグ、セミブローグ、クォーターブローグと装飾度の度合いが変わるのですが、どれも冠婚葬祭には不向きです。


(2)ビジネスに選ばれる外羽根

リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD KN22 AB ブラック メンズ ビジネスシューズ スワールトウ 紳士靴 4E

外羽根の特徴は着脱がスムーズで、足に合わせやすい点です。
靴の脱ぎ履きが多いお仕事や外回りで歩く方にはコチラ。
内羽根と比べると少しカジュアルな印象ですが、ビジネスであれば十分にフォーマルな印象。
靴紐でしっかりと自分の足にフィットし、歩き心地の良いタイプです。

(3)華やかでおしゃれなウイングチップ

リーガルコーポレーション ケンフォード KENFORD KN22 AB ブラック メンズ ビジネスシューズ スワールトウ 紳士靴 4E

ウイングチップとはつま先の革の切り替えに使われるチップが翼の形をしたデザインのこと。
カジュアルな印象の靴。
ビジネスの場面で履くのであれば、固い職業の方にはおすすめできません。
カジュアルな場面や、普段のビジネスシーンにはおしゃれな印象です。
冠婚葬祭には不向きです。

4.ワンポイント


コバ

靴のコバにも注意が必要です。
コバとは靴底とアッパーを縫い合わせている部分のことです。画像の赤い幅の部分を指します。
一般的にコバが広いものはカジュアルな印象になり、狭いものを選ぶのがよりフォーマルです。

左はカジュアルに、右はフォーマルに見えますね。

5.どんなデザインを選んでも……

どんなデザインや仕様の靴を選んでも、靴はきれいな状態を保たなければTPOに相応しくないものになります。
使用後は最低でも一日は寝かせて靴の中にたまった湿気を飛ばし、シューキーパーを入れて保管しましょう。
もちろん定期的なメンテナンスは必須です。
革靴は雨など水分に弱いので、防水スプレーもおすすめですよ。
防水スプレーでコートすることによって汚れを弾く効果があるものもあります。
靴を使用する前日の夜にさっとかけるだけでできるので、一家にひとつ。おすすめです。


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